薪割り機械研究


薪ストーブを使う様になり 必然的に薪を作らなくては、いけなくなる
原木をストーブの中に入る長さに玉切して 其れを割って積んで乾燥させて
初めて薪として 燃料になるのだが・・・・

此れが結構大変な作業なのだ そこで様々な道具を改良して
楽をして 楽しく薪を作れないか 考える
この ページでは、薪割り機械について掲載します
設計 基本的な構想
自作薪割りへの道 部品集め
改良 電動化への道
刃物を改良 刃物を改良してみました

設計
基本的な原理は、斧で玉切りされた 原木を割るのに等しいのだが 
此れを油圧で作動する刃物で押し割る物で 機械としては、大変単純な仕組みなので 
チヨット器用な方なら簡単に自作が可能だと思います

無論 市販の機械も 中国製の電動薪割からアメリカ製のエンジン付の強力な
機械まで様々なのだが 性能に比例して価格が大変高価なので
それなりの 性能を求めるとそれなりのコストが掛かる 其れも安くないです

国内で作られている薪割り機械の殆どは、何故か横型が多い
海外の製品は、縦型若しくは、縦にも横にもなるタイプが多い
どちらの方が優れているか・・・・・・

其れは、使い方もあるだろうが 横型のほうがどちらかと言えば作りやすい
縦型は、大きな原木を機械まで持ちあけなくていいので楽だが
細い物は、結構割りづらいので 様々な工夫がなされているようだ

後は、刃物が動くもの 刃物が固定されているもの 夫々一長一短があるので
今回は、刃物が動く物にする事にした
刃物と油圧シリンダーの接合だが 大きな力が掛かっても抜けれる様に

溶接ではなくて ピンで固定してフレキシブルにすることにした
どうしても最もストレスの掛かる部分なので 溶接してしまうと 交換も修理も
容易ではなくなるので ピンを外して部品が単品で外せる事に拘る
 
自作薪割りへの道
身の回りにある 廃品から作れないかと思い 部品を集め改良を重ね
今も進化を続けています

基本的には、油圧シリンダーと油圧を発生させるもの
その作動をコントロールするもの 刃物とフレームがあれば良い

自分で図面を起こして 新品の部品を発注して フレームも外注
して組み立てれば完成しますが コストは、輸入のエンジン薪割り
機械を購入した方が安いので お勧めします
自分の場合は、斧で割る姿勢を基本にしているので 縦型の機械を考えました
この形に適した廃材は・・・・・





長芋を掘り取る機械が フレームが折れた状態で 2年程畑の隅に棄てられていた物を
長芋の掘り取り作業を手伝う事で・・・・ 伯父から無料でいただけた
油圧シリンダーと フレームは、確保 ガスで要らない部分を切断して 切り取る

次に必要なのは、油圧発生装置とコントロールバルブなのだが 
此れは、トラクターから取り出す事で解決 専用のコントロールバルブ
は、買うと高価なので 落ちているのを探すと無いので

トラクターの油圧レバーにシャッターの押し棒を針金で縛って作動
刃物は、農機具会社の廃盤になった機械の放出
で手に入れた 畑を耕すプラオの刃物を格安で
購入して 二枚合わせて削りました

後に 薪の切り裂きを良くする為に柄の折れた
古い斧の刃物を溶接して 先行刃にしました
此れにより 性能が更に良くなりました
結局この機械で購入した部品は、 油圧関係の接続コネクターと直ぐにホースが裂けたので
農機具の展示会で仕入れてきた 怪しげな油圧ホースで対応して
トータルで5000円 前後の制作費でした(斧より安いです(^m^))

性能的に殆どの玉を割る事が出来ますが 又になったり節になった物は、頭を使って
考えないと割れない程度の性能です 市販の機械は、中々越えられないようです

縦型の機械は、椅子に座りながら作業が出来たり 素性の良い 玉をクルクル回しながら
割れるので 大変効率が良いです
流石に曲者を割っていると 最後には、薪がバラバラになってしまうので

ストーブに入る大きさになったら 割るのを止めて 塊として乾燥させる事にしました
就寝前に一個放り込んでおけば 朝まで燃えているので こんな薪も大変貴重です
改良
冬季に屋内の作業場で薪を割りたかったので トラクターでは、排気ガスと騒音の
問題もあり それに薪をタカダカ割るのに 110馬力のトラクターを持ち出すのは
余りにも 馬鹿げているので 電動化に挑戦しました
ヤフーオークションで電動油圧ユニットを16000円で
落札 送料が驚きの6000円 浜松から北海道に
この価格で 120キロもあるような物を送れるとは
色々な手品をしないと無理でしょう

電磁バルブが二系統あり 性能は、5馬力モーター
なので トラクター遜色が無い 性能が出ると
思われます

タダ中古なので 多少ポンプがヘタッテいるので
耐久性は、余り期待していないです
コントロールスイッチは、ヤフオクで仕入れ
ホームセンターで配線とボックスを購入して 結線
左右に付けて 指先で作動出来るようになりました

リミットスイッチを付けて自動化しようかとも
考えましたが 手動にして手を離すと機械が停止
する事により 安全性を確保しました

スイッチを2個購入していたので 左右2箇所に
取り付けて 右でも左でも作動します
因みに2系統の油圧バルブを同時にコントロール
しています

作動音も大変静かで 投資分の効果はありました
今回の改良で3万円使いました
刃物を改良
実際に使ってみないと判らなかったので 暫く当初に作ったものをそのまま
1年程度使っていたのだが 流石に太い原木や節の入ったものに対しては、
何らかの対策を講じなくては、太刀打ちできなかったので 改良しました

今までの刃物の下に 古い斧の刃を溶接して 先行刃として
刺さりと引き裂きを良くしてみました
接地する面積が減った分だけ刺さりが良くなり 10%は、能率が上がりました

それでも 節やら又になった 原木は、容易には、割れない
無理して割っても原木がバラバラになってしまうので 割るのを止めました
大きな塊のまま 乾燥させて使う事にしました

機械にも無理が掛かるので 使える大きさになったところで
其ればかりかためて 一緒に乾燥させていますので
2年もしたら きっと良い薪になっている事でしよう
薪割り機械の刃物は、刺さりより 鋭角より鈍角にして 薪を引き割る形の方が良い
素性の良い 原木だと数センチのストロークで割れてしまう


元々長芋を掘る
機械であった
割った薪は、農業用
コンテナに入れて
乾燥
動力は、トラクターの
外部油圧
油圧の作動は、
シャッターの押し棒
で行なう
屋内定置での
作業用に改良
電気で動く
シリンダーが
弱かったので
2本に改良
刃先に斧を溶接して
刺さりを良くした
作業場の風景
バームクーヘンの
様に 玉切りを
クルクル回して割る
作動は、
コントロールスイッチ
離すと止る
ギロチンの様に動く 静かに割ります
電動駆動です 座って作業 コンベアーで運ばれ コンテナに入ります





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