熱気球入門講座

気球はいったいどうやって 飛ばしているのだろう
実際に 気球に乗ったことが無ければ
分からない 事がたくさんあります

そんな貴方のための 熱気球入門講座 です

目   次  <クリックしたら 項目に飛びます>
基本的な事 熱気球 ガス気球
気球の構造 球皮  ゴンドラ バーナー 計器 消火器、着火器 ドラック゛ロープ 無線機
気球を飛ばす セッテング インフレ フライト ランデング 回   収 免許 コスト

熱気球とガス気球
気球を単純に分けるとしたら 熱気球とガス気球に分かれます(最近のハイテク気球は、両方を組み合わせている) 
歴史的には、1783年に フランスの紙問屋のモンゴルフェイ兄弟が 紙を素材にした有人熱気球を飛ばしたのが
始まりで 同年には 別のフランス人が水素ガスを気球に詰めて 飛行に成功している (ガス気球)

熱気球とは
物を燃やして 暖かくなり 上昇しょうとする 空気を袋(球皮 )に詰めて 飛んでいます
出来るだけ 軽い素材で袋を作らないと 中々飛ばないので 現在では ナイロンの薄い生地を素材に使っており
熱源は、プロパンガス(家庭用)を 強力なバーナーで燃焼している

◎浮力調整  
ガスバーナーを燃焼する 量で球皮 内の温度を調整して 上昇、下降 静止をコントロール
          球皮 の上部には、排気装置があり 熱気を抜く事により 下降できる 

◎コスト   フライトに関しては 家庭用プロパンを利用するので スキーに一回行ったと
                   思えば 良い程度の出費です

◎利点   フライトコストが安い、レインコートの生地とミシンがあれば自作気球も可能 (大変な苦労をします)

ガス気球とは
浮力の軽い気体を 袋に詰めて 飛んでいます
軽い気体とは 水素とかヘリュウム のゴム風船に入れて いる気体ですが
非常に 粒子が小さいので 球皮 の素材も ゴム系やらビニール系様々ですが 
最近の物はハイテク素材を利用している
水素は、発火しやすく 取り扱いが難しいので 現在の気球は、ヘリウムを利用しています

◎浮力調整  気球に重りを 載せており 水やら砂 を投下する事により 
                     上昇、下降 静止をコントロールしている
         球皮 の上部には、排気装置があり 中の気体を放出する事により 下降できる

◎コスト    有人気球のコストは、通常一回のフライトで60万円以上の
ガス代が掛かります
                     (日本国内では今は飛んでいないです)

◎利点     コスト的には 掛かりますが 一度飛び上がってしまうと
                    長距離 長時間のフライトが可能です
         熱気球であれば 通常のフライトは、1時間前後ですが 
                    ガス気球の場合は、一昼夜以上フライト する事もあります
  
熱気球は、ガス気球よりコストが安く その上 運用性が良いので
日本でフライトする 気球は、殆ど 熱気球で ガス気球は、世界的に見ても
現在では 特殊な存在になりつつ あります 



熱気球の構造       <上に戻る>

熱気球の部品を大きく 分けて 袋の部分の球皮(きゅうひ) 人の乗るゴンドラに分かれます

球 皮 (きゅうひ)

通常 布団袋状の袋(球皮袋)に 収納されており 重量は、およそ70キロ以上100キロ前後あり
特に変形気球の場合 小錦より重いです 積み下ろし及び 
セッテング回収には 2人以上で行わないと
腰を痛めますね (-_-メ)

ゴンドラ  <上に戻る>

ゴンドラには、通常人が乗る バスケットに熱源を発生するバーナー 、燃料用のタンク
計器類 、消火器、無線機が搭載されている

バスケット
素材は、色々在りますが 籐で編まれた 物がポピュラーです
以前は 自分で作る人も可也 居りましたが 現在はメーカー製の製品を購入する事が多く
殆どが 輸入品です

因みに 自分は自分で作った バスケットを10年も愛用していますが 素材の籐が
東南アジアの 輸出規制(自国の産業を保護)の為に 現在入手困難な為に 
完成品を購入した方が コストが安いです

素材も 籐もあれば 柳も あり金属バスケットに ゴムボートのような 膨らますタイプも在ります
折畳みで コンパクトな組み立て バスケット やら バスケットが 無く
ハーネスで 体を直接固定する 軽量タイプも あります

何故 自然素材が選ばれるか?
1. 衝撃吸収性に 優れているおり 着陸時 籐細工は、柔軟に搭乗者を守ってくれます
2. 軽量 通気性に優れており ガスが内部に溜まらない
3. 歴史が証明している ヨーロッパの貴族が愛好していたガス気球も 籐のバスケットだった

金属のアルミ バスケットも在りますが 着地する時の衝撃は、直接来ます
バスケットの無いタイプでは、時より深刻な事故報告があり
脊椎損傷、複雑骨折等 聞きます 剥き出しの体が着陸時に無防備で 怪我をします

バーナー  <上に戻る>

燃料は、普通の家庭用プロパンガスを利用している
20キロ入りの 容器で約 50分程度フライト出来 通常3本から4本の容器を搭載している
一般家庭の 1月分のガスを 僅か1時間余りで 消費してしまう 程火力があるのか
燃費が悪い 乗り物である

以前は鉄工所に 図面を持ち込み 職人技で凄い バーナーを作っていたが
最近では その性能も 飛躍的に向上して 全て海外のメーカー製品を使っている

素材は ステンレスコイルに バルブは、真鍮もしくは アルミブロック削り出しである

計 器

高度計、昇降計(気球の上昇、下降速度を測る)、球皮内温度計が一体に なった
デジタルの専用計器が主流です 飛行機やパラグライダーと異なるのは
速度計(風速計)が無いことと 温度計がある事意外 同様な計器を搭載している

コンパス(磁石)、それとかGPSなんか 最近の気球は、搭載しています

消火器、着火器


火遊びだから 消火器は必需品です 一機に2台は、持っています
一つは 気球のゴンドラ内部と もう一つは、気球用の車に常備しています

ライターは、2種類以上パイロットは、絶えず携帯している
何故なら 上空でバーナーの種火が消えたら 笑えません 
着火マンは、人気がありますが 玄人は、ガス溶接用の 火花が出るのが好みです
通常バーナーには 着火器が内蔵されているので ライターは、ホボ保険ですね


ドラグロープ  <上に戻る>


何のことは ない ロープです 長さはおよそ30メートル カサバルので
平紐状の 物を一巻きにしています
何に使うかは、パイロット次第 主に緊急用に 
使用します(余り使わない)

無風で気球が動かず 上空で残りの ガスが少なくなり 
着陸に困った場合
地上クルーに ロープを垂らし 引っ張ってもらい 
空き地まで牽引してもらいます
時々 気球にとめ忘れて ロープを放り投げるオッチョコチョイが居る 


無線機

本来は、航空機であるので 航空無線を搭載して 飛行場の管制やら他の航空機と 
連絡を取り合って 危険を回避しなくては いけないのだが 
日本では気球は、航空機ではなく 浮遊物扱い の為に航空無線は搭載していない

アマチヤ無線のハンディ機 もしくは 連絡用に 最近では携帯電話を利用している
でも 携帯電話は、田舎や山に行くと 圏外になるので注意が必要ですね
無線も 山に着陸すると 交信が難しいので 上空に居るうちに
地上のクルーと 連絡を取り合い お互い指示を出し合う

最悪の場合は、着陸して 民家にお邪魔して 親切な人を発見して
電話を借りて 連絡する事も 時々あったりする (長閑にお茶をご馳走になったりして)


気球を飛ばす  <上に戻る>
では 実際に気球を飛ばす 手順をおっていきましょう

セッティグ

気球には 動力がない 風任せである だから風には 逆らえない
ゴンドラから風下に向けて 球皮 を広げる 風も交通安全の黄色い旗が たなびく程度迄が
気球のフライトには、適しており それ以上の風は離陸も着陸も困難になるので 飛ばない

雨や雪が降れば 球皮が濡れて 重くなるので飛べない(墜落)
むしろ そんな時に無理して飛べば 気球の劣化が激しくなり 機材の寿命を縮める事となる

視界が悪くても 飛べない 何故なら 有視界飛行と言って 見通し距離がある程度確保して
いない場合の フライトは、危険を伴うのである (衝突、電線に引っかかる)

飛べない 事が多い これが熱気球なのだ
セッテングで重要なのが 宴会の準備だ 一人では飛べないので 必ず仲間が複数集まるので
天気が悪いと 自然と ミーティングに移行するのだ だから皆さん酒が好きで 必需品である。


インフレ (膨らます作業) <上に戻る>

通常4人程度の人数でこの作業は、行う でも人手が足りない時は 
他のチームと仲良くなって お互いに手伝って 気球を膨らますのだ

開口部と言って 気球の入り口を 持つ人が2人
クラウンと言って 気球の天頂部に繋がった 15メートルロープを押さえる人が一人
(気球の浮力が付き 気球が立ち上がるまでまで ひたすらロープを引っ張っている)

それに 安全確認やら クルーへの指示を出しながら バーナーを点火する
パイロットが一人 必要だ

時々人手が 全く無い場合は、一人でやってみる 事があるが 失敗すると
バーナーで気球を焦がします (炎が8メートル伸びる)

気球の天井部に 行き 排気口(パラシュート)をマジックテープで
止める(空気が逃げるのを防ぐ) 

気球の入り口を押さえて広げてもらって エンジン付の巨大な送風機で 冷風を予め
送り ある程度膨らんだ ところで バーナーを点火して熱気を球皮 に送り込む

気球が立ち上がった ところで 排気用の紐(リップライン)を引っ張り
パラシュートを止めていた マジックテープを剥がす
(ラインを離すと 自動的に排気口が 塞がる)


フライト  <上に戻る>

搭乗者(免許は、いりません)がゴンドラ乗り込み 機材のチェックをして 時間を確認
(燃料の消費を計算する為に必要) バーナーを断続的に焚き込み 離陸

気球には、舵が有りません 全ての 動きは、
風任せです
では どうやって方向をコントロールしているかと 言うと 
風を利用しているのです

風は 高度により吹いている 方向や早さが異なる特性があり
気球が上昇したり 降下したり あるいは一定の 
高度を維持 する事により
進行方向をコントロールしている のです

ツマリ パイロットは、風を読み バーナーを炊く間隔 やら時間を調整して
気球内部の温度を調整することにより 高度を調整して風を利用している

降下する 方法は、バーナーを焚かないで 自然に降下する方法と
天頂にある パラシュート状の排気装置(パラシュート) を開けて 内部の熱気を
抜いて 降下する方法もあるり 両方を組み合わせるのと 同時に
バーナーにより 降下速度をコントロールしているのです

目的地に向けて 吹いている風を探し 気球を上下して 風を見つけると
こんどは バーナーをコントロールし 風の層から外れないように 高度を維持する
事により 目的地に近づくのである

いわゆる 
気球のフライトは、ゲームセンターのUFOキャッチャーと同じ方法でしており
上手なかたは 4kmフライトして 目標に10センチ以内に 到達する程で 凄いですね

風を読む 事が出来れば いいのですが 風は目に見えない上に
刻々と状況が 変化しており 中々思うようには フライト出来ないものです


ランデング(着陸)   <上に戻る>

飛び上がったら 何時かは地上に戻らなくては いけないのだが
気球のフライトで 一番困難なのが着陸である
これが 気球では 一番神経を使うのである

風任せの 乗り物は、中々パイロットの思う様には 飛んでくれず 其の中で
自ずと 風に合わせ 最も着陸し易い場所を 上空で探し出さないといけない 
  • 搭乗者が安全に生還出来る 場所
  • 気球が着陸して一般の人様にご迷惑の 掛からぬ場所
  • 気球の回収の楽で 汚れず破けないように キレイで広い場所
飛んでいる場所と 季節により難易度 が異なるのだが 日本国内では通常
収穫の終わった 水田が最も ポピュラーな 着陸地である (冬がベストシーズン)
北海道でも 酪農地帯は牧草地があるので 通年フライト出来る 場所があるが

真冬の 積雪時期が 最も気球に適した時期で もし畑の真中に着陸しても
農家の方に ご迷惑は、お掛けしないのだが 回収を考えると・・・・・・(-_-メ)
電線の入っていない 除雪した道路に目掛けて 着陸を試みる (中々行けない) 

好都合な着陸場所を上空で決めたなら
バーナーをコントロールしながら(焚く間隔を広げる) 高度を徐々に落としてゆく
この時 もし地上の
風が速い場合は、 まず お祈りをする事をお勧めする

お祈り したからと言って 結果に反映は、されないのだが 何となく安全に降りれそうに思う 
タイミングを見計らって 種火(パイロットバーナー)を消して バルブを閉じる
リップ(排気装置)ラインを思い切り引っ張り 気球内部の熱気を放出する

風が無ければ 穏やかに 風が強ければ大胆に思い切って リップを引く
もしコンドラが引き摺られても 決して
パイロットの指示が出るまで外に出ない事 
気球から 人一人飛び降りたら 軽くなって再び 上昇してしまう可能性がある

大概引き摺られている 気球から振り落とされると 怪我をしますので ご注意下さい
ゴンドラ内の 取っ手に掴まって 体を屈めて 着陸の衝撃に備える
横倒しになった 瞬間に同乗者に上に乗られないように 冷静な判断も必要?

此れが もし無風状態であれば 何時着陸したか 全く分からないほど
穏やかに 着陸出来るのだが 一旦風が強まれば 気合を入れ覚悟していないと
不幸が訪れますので 風の強い日には 飛ばない事をお勧めします。


回 収  <上に戻る>

気球の着陸は、全て事後承諾です 真っ先にする事は 地主様への挨拶が必要です
此れを怠ると 再びその場所には 着陸出来ない事になる 可能性があります
地域住民と 仲良くする事が 長く安全なフライトエリアを守る事になるのです

地主様の 許可が出れば気球の回収 
もし 地主さんとの 無用なトラブルを避けたければ 交通量の少ない 電線の入っていない
道路に目掛けて 着陸していれば 最も回収作業が楽であるのだか・・・・・・

燃料関係の安全を確保した後 球皮 部分の空気を ゴンドラ側から天頂に向けて
搾り出す これが中々大変で 風が強い時に着陸していれば風の力で 球皮 内の空気は、
抜けているが 風が弱ければ 中々空気は抜けてくれない

器具を使って抜くチームもあるが 時々インフレーターを回して 風の力を使って 
強制排気する 事がある 足が長ければ 股の間に球皮を挟みながら 搾り出し
足が短ければ 膝を立てて 少しツヅ空気を搾り出す

空気が抜けたなら 今度は糞転がし(ファーブル昆虫記に登場する虫) になった気分で
球皮を コロコロ丸めて行く そうして半分程度丸まった処で 球皮袋に押し込み 後は
袋の端を持ち 力仕事で 押し込んで行く ワイヤーを処理(丸める)して 一番上に載せて
袋の口を縛って 球皮 部分は完了

ゴンドラは バーナーをバラシ ガスの入ったシリンダー(容器)を 取り外し
手で運べる 重さに調整して 道路まで運搬 此れが全く力仕事である
道路に降りていれば 車に載せれるパーツに分けて 分解する
此れが 膝まである雪原に 着陸したなら 自動車の
ボンネットを加工した 専用の橇に載せて
橇犬に変身して 永遠と回収に汗を流す事となる

続けて畑の真中に着陸すると
確実に 友達は減るで在ろう

回収作業が終了すると 何故かホットする 安全に帰還した事を 感謝すると共に
フライトが楽しい もので在った事を 仲間で共有して また次のフライトに心はずます


免  許  <上に戻る>
気球にも 免許がある でも車の免許とは 異なり国家資格ではない 日本気球連盟 
と言う日本航空協会に加盟する民間団体 が発行するライセンスが日本国内でフライトするなら必要である
免許の内容は、海外で発行する 国家資格である気球パイロットライセンス規格を元にしているので

此れを取得 する事により 一応気球は、飛ばせる事が出来る技能は、取得出来る
とりあえず免許取得まで 目安として 20時間20回以上のフライト訓練が必要
  • 日本気球連盟の会員となる(年会費 4000円)
  • トレーニングログブックの取得(日本気球連盟 9000円 テキスト代金含む)
  • インストラクター指導の元フライトトレーニング 同乗訓練
  • ソロフライト (単独飛行 15分以上)単独飛行訓練
  • 技能講習会(座学)
  • ペーパーテスト(100問 9割正解で合格)
  • チェックフライト (イグザミナー同乗の元 試験飛行)
  • パイロット申請 (2万円)
以下 日本気球連盟の免許規定 抜粋
2003 年1 月1 日発効
日本気球連盟安全委員会
2003-ver.3.02 1 / 3
熱気球操縦技能証明認定制度
1. 目的
日本気球連盟が、熱気球操縦を行おうとする者、及び操縦練習を行おうとする者の経験・知識・技能・
適性を審査・判定・証明し、責任の所在及び範囲を定め、我が国の気球スポーツ航空の健全な発達と普
及を図ることを目的とする。
2. 概要
・熱気球操縦技能証明の申請者は、熱気球操縦技能証明が各自の責任の所在及び範囲を明確に表示し、
並びに実行する事を定めた日本気球連盟の自主的規制であることを理解する。
・熱気球操縦技能証明は気球に関する経験・知識及び年齢等一定条件を満たす者が申請する。
・熱気球操縦技能証明は日本気球連盟安全委員会により一定基準に基づく経験・知識・技能・適性の審
査を受け、その基準を満たしている場合認定される。
・熱気球操縦技能証明を有する者は、気球の運行管理を行い、日本気球連盟の定める安全基準を尊守し
て飛行を行い、飛行に際し必要書類を作成保管する。
・日本気球連盟の発行する熱気球操縦技能証明が、限定された条件を越えて使用されたり、著しく安全
を阻害する恐れのある行為等に使用された場合、日本気球連盟は熱気球操縦技能証を停止又は取消を
行うことができる。
3. 適用範囲
日本気球連盟に所属するスチューデントパイロット(Pu/t)及びパイロット。
1) スチューデントパイロット(Pu/t)
スチューデントパイロットとは、下記第4.項の条件を満たし熱気球操縦技能証明の取得を志す者をい
う。
2) パイロット
パイロットとは、有効な日本気球連盟正会員の資格を持ち、熱気球操縦技能証明の所有者をいう。
3) インストラクター
インストラクターとは、有効な日本気球連盟正会員の資格を持ち、熱気球指導操縦技能証明の所有者
をいう。
4. Pu/t の条件
1) 満16 歳以上であること
2) 日本気球連盟の正会員もしくは家族会員であること。
3) トレーニングログブックを所有していること。
5. 熱気球操縦技能証明発行審査基準
熱気球操縦技能証明は以下の基準を満たす申請者に対して発行される。ただし、安全委員会が不適当
と認めた者に対しては発行を行わない場合がある。また、安全委員会が認めた国の有効な技能証、ライ
センスを保持している者に対しては下記4)〜7)項は免除する。
1) 満18 歳以上であること。
2) 日本気球連盟の正会員であること。
3) 下記第6.項に定められた適性試験(健康診断)項目に適合していること。
4) 下記第7.項に定められた飛行経験を有していること。
5) 下記第8.項に定められたPu/t 講習会を受講していること。
6) 下記第9.項に定められた筆記試験に合格していること。
7) 下記第10.項に定められた実技試験に合格していること。
6. 適性試験(健康診断)
1) 適性試験(健康診断)項目
・視力が両眼で0.7 以上
・色彩識別能力があること。
・10m 離れ90 ホンの音が聞こえる能力があること。
・気球を操作するための最低限の運動能力のあること。
・精神病、精神薄弱、てんかん持ちでないこと。
・アルコール、麻薬、あへん、覚醒剤などの中毒者でないこと。
2003 年1 月1 日発効
日本気球連盟安全委員会
2003-ver.3.02 2 / 3
2) 適性試験項目適合の証明
適性試験項目適合の証明は、上記項目を確認した医師の診断書により行う。また、上記項目は日本国
の定める運転免許の適性試験項目と同等なため、運転免許証の複写にて、医師の診断書の代替とする
ことができる。
7. 飛行経験
1) Pu/t として以下のトレーニング飛行の経験が必要である。
1. 10 回以上、且つ10 時間以上の同乗訓練飛行。
2. 同乗訓練飛行において離陸地より対地高度2,000ft 以上の飛行。
3. 1 回以上の単独訓練飛行。
2) トレーニング飛行の分類
1. 単独訓練飛行
2. 同乗訓練飛行
Pu/t がトレーニングの目的で、インストラクターの同乗による指導のもとで、80%以上の気球の操
作を行う飛行。
3) トレーニング飛行の定義
1. インストラクター、Pu/t ともトレーニングの意志を持って行う飛行。
*したがって、他の目的の飛行(競技、ジョイ、アドベンチャー・・・)とは厳格に区別され、たとえ
ば競技飛行においてトレーニングが行うことはできない。
2. 飛行回数は、インフレ〜飛行〜デフレーションを行い1回とする。
3. 飛行時間は離陸から着陸までの時間とする。
4. 最低15 分以上の飛行であること。
5. 2 回の同乗訓練飛行の間隔は15 分以上であること。
6. Pu/t は必ずトレーニングログブックを保持していること。
4) 単独訓練飛行を行うための条件
1. インストラクター立ち会いのもとに、インストラクター、及びPu/t 双方の合意のもとに行う。
2. 単独訓練飛行はPu/t 本人の責任において行われる。すなわち、Pu/t が機長となる。
3. 以下の条件を満たした後に行うこと。
上記第7 項の1).1.及び2.の飛行経験、並びに下記第8 項のPu/t 講習会の受講。
8. Pu/t 講習会
1) Pu/t 講習会の定義
安全委員会がPu/t 講習会公認規定に基づき審査し公認した講習会であること。
2) 受講資格
Pu/t であること。
9. 筆記試験
1) 受験資格
Pu/t
2) 合格の条件
日本気球連盟の定めるイグザミナーの立ち会いのもとに行い、90%以上の正答率であること。
3) 有効期限
筆記試験合格後、申請までの有効期間は1年とする。
10. 実技試験
1) 受験資格
3 ヶ月以内にインストラクターの推薦を受けたPu/t。
2) 合格の条件
日本気球連盟の定めるイグザミナーにより実技試験を受け合格すること。
3) イグザミナーの条件
実技試験を実施するイグザミナーは、過去に当該Pu/t の同乗訓練飛行の指導を4 回以上行ったインス
トラクターと同一人物であってはならない。
4) 推薦インストラクターの条件
推薦インストラクターは被推薦Pu/t の単独訓練飛行の立ち会い、もしくは単独訓練飛行以降の同乗訓
練飛行の指導を行ったインストラクターであること。また、推薦日は当該飛行が行なわれた日とする
こと。
2003 年1 月1 日発効
日本気球連盟安全委員会
2003-ver.3.02 3 / 3
5) 有効期間
実技試験合格後、申請までの有効期間は3 ヶ月とする。
11. 熱気球操縦技能証の失効
以下の場合熱気球操縦技能証は失効する。
1) 会員の失効
ただし、期限切れ後3 ヶ月間は猶予期間とする。
2) 技能証の期限切れ。
ただし、期限切れ後3 ヶ月間は猶予期間とする。
3) 技能証の停止および、取消。
安全委員会が不適当と認めた場合、日本気球連盟は技能証の停止、取消を行う場合がある。
12. 技能証申請手続き
1) 必要書類
a. 熱気球操縦技能証明申請書
b. 送金を行った郵便振替の払込票兼受領証のコピー(a.に貼り付けのこと)
c. 健康診断書もしくは自動車の運転免許証のコピー(a.に貼り付けのこと)
d. トレーニングログブック(推薦・試験に各々の署名があること)
e. 熱気球操縦技能証明審査基準チェック表
f. NKR フライトチェック・シート
g. 熱気球操縦技能士筆記試験解答用紙
h. 写真1 枚(縦3×横2.5cm。裏面に氏名を記入)
2) 費用(2003 年1 月現在)
a. 新規登録申請料:20,000 円
b. 希望する期間分の年会費。ただし、最長5 年分とする。
<例>更新料10,000 円+希望する期間分の年会費4,000 円×○年分
c. 振込先:郵便振込:00150-4-100123 日本気球連盟
13. 技能証更新手続き
1) 必要書類
a. 熱気球操縦技能証明申請書
b. 送金を行った郵便振替の払込票兼受領証のコピー(a.に貼り付けのこと)
c. 健康診断書もしくは自動車の運転免許証のコピー(a.に貼り付けのこと)
d. 写真1 枚(縦3×横2.5cm。裏面に氏名を記入)
2) 費用(2003 年1 月現在)
a. 更新料:10,000 円(更新1 回につき)
b. 希望する期間分の年会費。ただし、最長5 年分とする。
<例>更新料10,000 円+希望する期間分の年会費4,000 円×○年分
c. 振込先:郵便振込:00150-4-100123 日本気球連盟
14. 技能証の再登録および再発行について
1) 再登録
技能証が失効した場合、再発行には、再登録手続きが必要となる。
再登録料は2 万円とする。
2) 再発行
技能証紛失等の場合、再発行を行う。
再発行手数料は2 千円とする。
以上


コ ス ト     <上に戻る>
 お金を掛けたらキリが在りませんが 
気球をやるには お金と時間と 仲間が必要である
日本では通常 
何人か集まって気球クラブを作り 共同で気球を購入している 免許取得なり
気球大会への 参加をしている
その中心が 以前は学生クラブが中心であったが 最近では 社会人チームが頑張っている

欧米では 個人単位で 家族で気球を購入して 愛好する方が多いので
どちらかと言うと 高齢の定年退職したような お金を割合持っている方が多いようだ
日本は 貧乏な若者が 身銭を切って血の出る努力をして 仲間の力を結集してフライトしている

気球
気球の値段は ピンからキリまで 大体自動車 1台分のお値段と 思ってください
神森の場合は、お金があまり無かったので ゴンドラ、インフレーター、等自作 シリンダー、計器
は、人様のを借りたまま 球皮のみ購入 で 全体の初期投資で150万円でした


チェイスカー
此れが 気球で最も維持費がかさむ 気球の保管場所があるなら ピックアップトラックでも可能
だが 通常ハイエース等のワンボックス商用ワゴンを使っているチームが 多い(気球の保管庫兼ねる)
気球など 飛んでいる時間など一瞬なので 
如何に普段使える(我慢)車を持つかで 変わってくる

運転に自信がある方は 最近ヨーロッパ並に トレイラーが人気 が高いが
道が狭い場所では 苦戦する可能性が高い 維持費は、此れが最も安い


ガス代
気球の燃料は、一般家庭で使われている プロパンガスを使っている 
まともに一般家庭並みの 料金を支払っていたら 破産してしまうので
工場持込での単価交渉をしており 1キロ150円程度である

気球のガス容器は、20キロで3000円 此れで 40分程度フライト出来るので
週末のガス代は、5000円前後である
仲間で割り勘したら 
スキー一回行くより 安いです

保 険
気球には 人様に損害を与えた場合 支払う対人対物保険が 普通1億円前後入っている
それと気球自体に 損害が合った場合の動産保険が再取得価格分 300万円前後
その他 搭乗者に対する 保険が定員分 加入しているのが 普通だ(大会参加資格)

保険会社で掛け方も 掛け金も異なるのだが 5万から10万の間の掛け金である
神森の場合 オフシーズンがあるので 保険を月掛けにしているので
年額 4万円の掛け金を 毎年支払っている


トレーニング
神森は、一応インストラクターである 時々誘われてトレーニングにお付き合いするのだが
一切 指導料金は、請求しない 何故ならアマチヤである事と 気球を飛ばす事自体コストが
掛かるので 更に負担をさせては いけないと考える

只 飲み食いに誘われたら 断りません!!
ツマリ
 気球のコストの 大方は飲み食い 
が大方を占めている 一人では 気球は、飛べないから自然と 人が集まる

集まれば 酒 と言う流れになるのは 自然な事である
只 神森は、酒が飲めない事になっているので ひたすら食べています

気球をリースして クルーをアルバイトで集めて プロのインストラクターに指導してもらえば
期間を3週間として(最も安く上げる方法) 100万円前後は、掛かると思われますので
飲み食いぐらいで メクジラを立てるのは 止めましょう!!


気球大会 
日本全国で 素晴らしい気球大会が 開催されている
大会に参加するには 参加費 2万円前後を支払う のだが 各自治体での補助とか
スポンサーを協賛しているので 確実に2万円以上は、
参加者に還元されています

間違って 上位に入賞したら 思わぬボーナスもあるので 楽しめます
(賞品、賞金、特産品)

問題は何かと言うと 交通費と休暇 自分一人であれば 何とか成るのだが クルーとか
家族の分も 考えると とてつもなく大変です 特に休みの調整
因みに 佐賀の気球大会へ 北海道から参加すると 100万円は、吹っ飛びます

貧乏気球のりは したすら 気球車で走ります 長距離は、格安のフェリーに揺られて
時間を大量に投入して 経費を削減 
気球大会期間中は,主催者の用意してくれる 無料宿舎の公民館に 貧乏な参加者が雑魚寝で宿泊

神森の場合は 宿舎は、冬でも夏でも キャンプで 格安に済ませています
最近では 気球よりキャンプが目的に成りつつあるほど 楽しいですね

温 泉
気球乗りは 温泉好き
気球のフライト エリヤには 必ず素晴らしい温泉が あり 各地に遠征する折には
必ず 風呂道具持参で お肌ツルツルになる
特に 
混浴露天風呂の人気が高く 若い女性が遊びに来たら 必ず誘います

風が吹いたら飛べず 雨が降ったら飛べず 雪が降っても飛べない
温泉に幾ら行っても 入浴料金500円未満 
貧乏気球乗りには 極楽な 楽しみである 
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